こちらにきて、一番感動したのは、
やっぱり自然。
数年前はじめてオーストラリアに来た時、
一泊して朝が来た時、聞いた事もない鳥の声で目を覚ました。
それで寝ぼけて、
窓から差し込む光で外にある木の陰が部屋の中の壁にできているのをみて、
ジャングルにきてしまったと勘違いしてそのあと奇妙な夢を見てしまった。
本当に木も、道で食べ物をついばんでいる鳥も、全く違うのだ。
きみは、こう、普通に居て、基本的に黒いってことはカラスかね。
しかし、その白い模様は何だい。
あれ!まっかなボディーで青い模様の小鳥がつれだって飛んでる!
おいおい、この白い幹はなんだ。
全く違うのだ。動物園や植物園や奥地じゃなくったって、
普通に生活している環境で、全く違うのだ。
知ってるのは、芝生と鳩くらい。
本当に見知らぬ動植物ばかり。
ホテルから大学までの道にある木の表面。
それに夜。星。星だよ、なんてったって。
まったく知らない配置できらきらきらと輝いている。
まるで神の土地に来たみたい。
ただただ私は
原始人となって、原始の森の中を歩いているみたいなのだ。
この心細い感じ、無知の感じ、
ただただ、感覚を研ぎすまして探りながら歩く、
その上に
南十字星が輝く。
今回では今日がこっちにきて初めてのきれいな星空だった。
天気は悪くなかったのだけどなぜか星が見えるのは今日初めてだった。
南十字星の下を1時間ほどふらついていたら、
なんだかとてつもなく幸せな気持ちになって、
きてよかったんだな、と思った。
一人でレストランでご飯を食べる元気がわいてきた。
Wagamamaというオーストラリアで人気の
日本料理屋に入って、みそラーメンとビールを頼んだ。ひゃっほう。
positive eating+positive lifeと書いてある。
ふむ。
今日重い荷物をしょって、美術館や、植物園にいって
ずっと歩きっぱなしだったので、
めちゃくちゃつかれてて、ろくな事がかんがえられなくなっていたけど、
その初めての星空は、
オーストラリアの神様が、
目標を持ちなさい、高い高い目標を持ちなさい。それを希望にして生きなさい。
そういう目標を探しなさい。
目先の事でいちいちぶれない目標を、そろそろもてるころですよ。
と言っているようだった。
いつも通る大学内のお気に入りの場所。
Monday, 21 May 2007
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