Tuesday 27 October 2009

奈良へ

正倉院展を見に奈良へ。
今日は泊まっても良いし、帰っても良い。
近鉄に乗りながら、駅でもらった近鉄沿線マップを眺めていたら、
どこにでも行ける気になった。
明日は伊勢にも、吉野にもいけちゃうんだな。
今日はとりあえず、奈良。

正倉院展では、子日目利箒に感動した。
蚕室を掃き清めて蚕神を祭る儀式に用いられた箒。
キク科の、節にも蕾にも見えるいくつもの球のある細枝が束ねられ、
その枝の先にはところどころ青い小さな小さなガラス玉がはめられている。
見えない無数の花が咲き乱れるようだった。

そして伎楽面の呉女と十二支彩絵布幕。
この人たちの、儀式というのは、毎日の一挙手一頭足。
にもかかわらず、太い。芯の通った太い、大らかさ。
面を見ていたら口が開いてしまった。



春日大社に行ってみようと思った。



何のお導きか、春日の山。
出会った、と思った。

そして帰った。

Monday 26 October 2009

母帰国

まっしろく、ゆげがほわっとでて、
ごはんのにおい、
これで体も治るだろ

Saturday 24 October 2009

Sunday 4 October 2009

Dynamics of emotion, digesting everything.

起こった/起こした出来事の処理に関して
意識のコントロールはどれだけ貢献するだろう。
嘘をつくだけ。
放っておけばよい。

月のように在ればよい。 
雲の中に沈んで。

Saturday 3 October 2009

十五夜騒ぎ



最近、満月を見ると母親が
「月が笑っている、月が笑っている」
といつも騒ぐので、
この人は。
と思っていた。

十五夜の今日、夕飯時に母親が一旦外に出て、私たちを呼ぶので
父と一緒に外に出て行くと、
例によって
「ほら、にこーーって笑っているでしょう」という。

両親が先に家に入り、私一人で残されたとたんに、
なんだかおかしくなってきた。
確かに月は笑っているんだろう。