Thursday 13 January 2011

久高島のこと



私は、久高島という場所がとても大切である。
斎場御嶽から見える島なのだが、はじめてみたときに、
ああ、私がこの島を知らなくても良い、知らなくても私はこの島を愛する、
と思ったのだった。
しかしそんな風に決めても結局、どうしても知りたくて、過去5度尋ねてしまった。
最初の2度はほんの数時間寄るだけ、後の二度は一泊、最後の一度は二泊、という感じである。
あまりにも緊張する気持ちが強すぎて、とても泊まれるなんて思わなかった。
でも、だんだん図々しくなっている様が現れている。

不思議なことに、私は、この島のことを一人の人のように愛している。
むしろ、一人の人の愛し方を、この島から教わっているような感じがするのである。

私とは関わりなく、私はこの島を、この人を愛する。
そんな風な信心をもちつづけること、
それがわたしにとって一番大切なことのようだ。

Wednesday 5 January 2011

2010年12月



なんとなく、言葉や行為、すなわち外に出すまでに掛ける時間、
下手すると言わないで済んでしまうことになるその内なる時間、
それが短くなるような気がした。

「面白い」では私は生きられない。
面白かろうと無かろうと、決めたら愛す、
捧げる人間として。
年末、そういう人に出会った。

あけましておめでとうございます!


椿を見たら、一気に明けた気がした。
今年は「試」の年にする。