Saturday, 14 July 2012
龍山寺
羽田から、台北に向かった。
フライトマップをみていたら、石垣や与那国のすぐ隣という感じで、
こんなに近いということに驚きながら、
台北についてすぐに、一番行ってみたいと思っていた
龍山寺へ向かった。
気温は36度もあって、かんかん照り。
なのに、
門を一歩はいると、
とにかくたくさんの人がいた。
お経か何かを各々読んでいる人々のまとまり、
おっきなお線香を持って祈っている人達、
なんだかわからない、果物やお菓子のセット、
おっきな紅い蝋燭、
そこで人が各々手を合わせていて、
だけど、反対の方からもこっちをむいて手を合わせている人達がいて、
何が起こっているのかぜんぜんわからなくって、
色んなことが起こりすぎていて、
もう私は驚きすぎて、
ほとんどパニックを起こしかけていた。
何が何だか分からなくて、
段々分かってきたときには、
これはわたし、感動しているのかも、と思った。
色々な神様の像があって、50センチくらいのお線香を持って
あっちを向いたり、こっちを向いたりして、順々に回っていく。
おばあさんも、若い女の子も、若い男の子も、子供も、
派手な格好の人も、地味な格好の人も、
誰でも、
毎日、
各々、という感じで、祈っているのだった。
特別なときに来ているという感じでは全然ないのだった。
カランカランカランという音が時々するのでなにかとおもったら、
二つの紅い木片みたいのを、地面に落として
何か占っているのだった。
たった一人で、何度も何度も落として、
没頭しているのだった。
とにかく、みんな、勝手に、とにかく祈っているのだった。
私は、ただひたすらそこにいさせてもらった。
外に出たとき、建物の細部や、神様などにまったく注意が向けられていなかったことに気が付いた。
とにかく私は人に感動していた。
まったく初めての体験をした。
(下の写真は、「行天宮」という廟でとった写真です。
龍山寺の衝撃で、いくつか廟を回りました。)
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