斎場御嶽のことばかり考えてしまう。
あそこにいくと、久高島は
私がみなくてもいい、私が知らなくてもいい、
そんな風に、圧倒的な存在になる。
私の中にどすんと、一個の島ができるかのごとく、
私を乗っ取った。
乗っ取ると言うよりは、初めて、
心の中にそんな領域ができた、そんな感じだろうか。
はじめて、アルということを、感じられる、
そんな感じだった。
手の中に石があって、たしかに、アル、って触れる感じ、
別にその石が、どんな由来をもっていても。
全然知らないのに、大事なものになっちゃうこと、いっぱいあるな。
大事なものになるはじまりは、いつもそんな。
身体があって、時間的に、空間的に、
場所、人と、隔離されていることが
なんだか祝福に思えた。
Tuesday, 17 February 2009
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