Monday 30 July 2007

緑と雨の薫る日

最近、私の世界は、真っ暗で堅くて冷たい世界だったな、とふと思った。
感情を失っていて、荒んだ気持ちだった。
”正しい”世界に足を踏み入れてた。
だけどこういう世界に居るほど、破綻しそうな感じだった。
暴走列車みたいな。
こういうときの、なんかやれそうな気がするって気持ちはなんかすっごく危ない。
何が欠落するとこうなるか、ということは、明らかな気がした。

他人の目は時に自分よりもずっと早く感知する。
心の中の本当の愛に従って動くべきだし、本当の愛に従っていれば
どんどん明るく暖かくぐーーんとどこまでものびていけそうな気持ちで
世界がどんどん明るくなっていくことを知っている。
根本のことでなくて、表層の、なにができるできないで生じたものに従うと
世界はどんどん冷えていく。

あるものへの愛と信心。
気がついたら、身近なものの気配が一斉に薫った。

Thursday 12 July 2007

蜻蛉

てくてく歩いていたら、雨にふられた。
黄色い小さな折り畳み傘はあっという間に役目をなくして、
顔もジーンズも洗ったのと同じになっちゃった。
あっという間にリュックと背中の間に水が流れ始め、
靴の中ではぐしゃっと音を立てて、
水たまりをよける意味もなくなった。
洗い流されちゃって、悲しかった。

それに、きっと、オーストラリアでは相変わらず風が吹いてる。

浮かれてて、大胆で、
今の考えは夢みたいなものかもしれないけど、
今だったら何だってやれる気がして、
夢のために人生かけたい、
賭けに出たい、そんな気分で。
だからなんだか、
現実がゆらゆらしてて、
自分自身を、見失いつつあるのかもしれない。
なんだかlimitationへの意識が希薄で、
だけどこのはじめてもったdriveに従ってみたい。
だけど、すごく薄くなってて、危ない。
おっとっと、っていうことがいっぱいある。
自暴自棄と紙一重。

真の英雄の夢か
若者の自己防衛の強口か。

どう立て直す。
どう決断する。

Wednesday 11 July 2007

さみしくて

私は大事な大事なものを掴んでしまったから
すごくオーストラリアの生活を愛してしまったから
そして今はまだ十分に消化されずに
頭の中で繰り返し繰り返しいつもいつもその生活のことを思い出して必死の抵抗をしている。
英語がわからなくて苦しかったこと、色んな違いの中でなんとかしなくちゃと必死だったこと、
そのなかで見つけた宝物、
あまりにも愛しくて、
すこしでも薄れさせまいと思う。
でも、薄れてく。
離れてればきっと忘れてく。すれちがってく。
だけどその時間の流れは、
記憶を意識からは遠ざけ
だけどしっかりと、
逆にずっと深く定着させ、
血として肉として私の行動の、思考の、全てを作り出すようになる。
だから安心してしっかりと未来を見つめれば良い。

でもさみしくて。愛しくて。必死の抵抗をする。

こんな風に愛することができたこと、本当に幸せ。
支えてくれた日本の人たち、
一緒にいてくれたオーストラリアの人たち、
本当にありがとう。

たった一度しかない人生。
愛で生きていきたい。
心の踊るテーマに身を全部捧げて、
動き、壊れ、流れ、
愛で愛で踊る人生。
まだ見ぬものへの全身全霊の愛。

Monday 9 July 2007

帰国しました

今、これは私の人生だ、というはっきりとした感覚ができている。
環境がこうだから、できないかもしれない、というようなこと一切振り切って、
自分であることをすると決めたら、
そのためならなんだってやろう、と思った。
やりたいことがあるなら、
そのために必要なこと、できること一切をただすればいいだけだ。
目標がはっきりしていれば、やれること、必要なことが何かは自ずと見えてくるし、それもまたはっきりとある。
これは、私の人生だ。
自分にしっかり頼って生きていく。
頼れる自分が見つかった。


with Rachael
みんなと過ごした最後の夜@armidale
忘れられない夜。