強烈な自意識を抱えて、
自分を知ろうとしたり、表現しようとしたり、
でも、
鏡を見た瞬間には、無意識のうちに顔を緊張させ、作り、
言葉を発する瞬間には、様々に飾り、
いつのまにか、影が勝手に踊り回り、増殖し、自意識の存在だけが映し出される。
賢いことや、正しいこと、そのようなことばかりに焦点が当てられ、
そのようなことを主張することが、ただ、自分という存在のアピールに感じられて苦しい。
意識の問題を解くことは自己欺瞞をなくすことなのではないか。
生きるということと、意識の問題を解くことも等しい。
そのような形でのみ、意識の問題は存在する。
Sunday, 21 September 2008
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