久高島でキンバトを教えてもらった。
「みなさん、あれを聞いてください。あの声を聞いてください。
あの声がおもろ(神の歌)になったのです。」
神女の方がいった。
「ほら、羽も広げてくださいました。ありがとうございます。」
緑色の羽を片方、弧を描くように広げて閉じた。
その方が教えてくださらなければ、
出会えなかった。
低い、ゆっくりとした、遠くでなるような音。
夢の中で聞くような歌。
復唱しようと思うと、どんどん頭の中で変わってしまって、
全然思い出せない音。
なのに、どういう風にか頭の中に残る音。
Wednesday, 25 March 2009
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