Wednesday 13 June 2018

Darwin to Kakadu (つづき)


Nourlangie

Ubirrから車で一時間ちょっと、
Nourlangie(もちろんここもKakaduのなかである)もアボリジニーの古い壁画が見られる。
ここの絵は全然、Ubirrのとは違っていた。
Nourlangieの中の”Anbangbang shelter”と呼ばれる場所は、
20000年にもわたって、アボリジニーの方々に使われてきたらしい。

Anbangbang shelter
カンガルーが少女のようにダンス


Anbangbang gallary
Nourlangieの壁画はどれも踊り出しそうだった。


Yellow water

Nourlangieから車で30分くらい。
Cooinda lodgeに宿泊。上のような昆虫の物語の壁画をみてしまったからか、
真夜中、自分たちのコテージに、少し黄色の入った大きな黒い虫が二匹出てうろたえたが、
みなかったことにして共存する。
Darwin一帯は、雨季と乾季があって、今は乾季の始まりで、暑くもなく寒くもない。
雨は降らない。
朝日と夕日が毎日素晴らしい。
wifiもつながらない場所である。
Cooinda lodgeのバーで、little creaturesというオーストラリアのクラフトビールと、
白ワイン(シャルドネ)を飲む。オーストラリアで飲む冷たいシャルドネが好きだ。
なんといっても好きだ。
そのバーの灯りをたった数歩離れたら、満天の星空。
また数十歩離れたらBushがあって、Billabong、 湿原、川が広がる。そこにはambushの得意なワニがいる。

次の日の朝、6時45分発のyellow waterのriver cruiseに。
現実のワニは、格好良かった。本当に恐竜のようなぎざぎざした恐ろしい姿、体長5メートルを超えていて、しかし、体を太陽に当ててあたためながら、とても静かに、なめらかに、蛇のようにしばらく併走していった。
乾季のこの湿原は、鳥の楽園。

White-bellied sea-eagle





























Darter





























Cormorant




























どこに何がいるか、周辺視野が発達しているというか、
動物や植物や昆虫の仕事をしている人特有の目をしたnature guideさん。
二時間のクルーズだが、自分の裁量で、操縦士とやっていて、
ユーモアがあって、すごい知性。
無限なんだろうなあ、と思った。
おきまりなコメントは一個もない感じがした。
広大な土地なことはもちろん、
毎日同じ時間にやっても、同じ日の別の時間にやっても、
興味が尽きることがないのだろうなあ。
だから私もいますぐ全てを、という感じはすてて、
自分に聞き取れる分だけ、見分けられた分だけ、記憶して帰らせてもらおうと思った。

そういえば、アボリジニーの壁画についても、こんなことが書いてあった。
The knowledge associated with many paintings often has a number of levels.
Younger people and balanda (non Aboriginal people) are told the first level known as 'public story'.
Access to the 'full story' depends on an individual's progression through ceremonial life, their interest and their willingness to take on the responsibilities that go with that knowledge.
(Kakaduのサイトより


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