Friday, 14 August 2009

木漏れ日の坂

やたらと色々なものがとげとげしく映って
休む必要がある。そう思った。

駅の向こう側、
小学校への通学路。
家から、子供の足で40分くらいの距離。
真夏は、東名高速の高架の下で一休みするのが習慣だった。
小学校3年生の時、とても暑い日、
禁止だった、買い食い。
初めて、下校途中、缶ジュースを買った。
オレンジジュース。
その1回だけ。

最近、数日に一度ランニングをする。
今日は小学校へ行く道の坂をのぼりたくなった。
駅を挟んで、家とまったく反対の場所にある小学校までの坂。
少なくとも、10年ぶり。
あの頃と同じままだった。少し、開けて、少し、荒れていたけれど。
その曲がり角に座ってスケッチしたのを覚えてる。木の。

最近、ずっと、怖いとおもうことをやらなかった。
海も怖い、なんとなくあっちはいかないほうがいい, etcで
知ってるところばっかり。
ランニングを始めたら、いつもぐるぐる家の周りを回っているのに飽きて、
少しずつ違う道。
ほぼ30年いる場所だから、ほとんど知っているはずだけど、ずっとずっと通っていない道ばかり。
それとか、車で通る道ばかり。
まだ、ここを曲がってみようと、記憶にない道、記憶が薄い道へはいけない。
そして記憶が濃すぎるところも。

自分の感覚を確かめるように。
それにたよって生きていけるように。

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