Tuesday 27 March 2007

春の疑問集

卒業式の昨日、桜がふわふわ開花してて、少ないけれど、美しかった。
修士卒業の子たちと一緒に渋谷にいって大久保さんとの思い出のタイ料理でランチ&プチ打ち上げして、
CSLにいってベルグソンの「道徳と宗教の二つの源泉Ⅱ」を少しよんだ。
その中の”偶然”という章の中で、
岩の破片が落っこちてきて、人に当たって、その人が亡くなった。
前から岩に割れ目が入ってて、強風によって破片が落ちて、その人の頭蓋を潰した。
そういう物理的原因が確定されたとしても、一人の人間が亡くなった、という我々にとって重要なこの一事の説明はなされていない。
だから原始の人は神秘の原因(死者の霊とか妖術とか)によるものだと考える。
原因は、結果に釣り合っていなくてはならないというごく自然の考えに従って。
という感じのことが書いてある。
すばらしいな、ベルクソン。
どうして私は、これを大事と思うんだろう。

なんか私、すごく、ぼんやりしているきがする。
やりたいこと、とか言われてもよくわからないし、
そういうこと思うとなんか自分に嘘ついてる気がする。
なんかもっと外部を取り入れる必要性は感じてる。
大好きなものや、大事なものをもちながら、それにただ所属するんじゃなくて、
凝り固まらずに、嘘をつかずに
どうやったらいられる?
なんか変。変な感じ。

卒業式では、
学長さんや壇上にお座りになられるwithマント先生方の入退場の時だけブラスバンドが演奏して、
彼らが恭しく卒業生たちの間を通って退場なさった後に、
司会の人が卒業生に曰く、”じゃ、速やかに退室してください!”。うん。なぜ?

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