今日、道を歩いていたら、急にさみしくなって、
大好きな親友の由香に電話した。
声を聞いただけで、大丈夫になった。
不思議だなあ。
由香は、一度好きになったら、どんなことが起きようと不動、というところがあって、
私がやらかす数々の失敗に対しても、ただ、”そうか。”といってうなずくだけだ。
この人は何があっても自分のことを好きで居てくれる、信じていてくれる、という絶対的な安心感。
大学で由香と出会って、ある日、大学内の8ピロと呼ばれるpilotiで、由香と植木に埋まったベンチに座っていた時、
愛ってこういうことかあ、と思って、
その時から、この人さえ居てくれれば私はどんなことがあっても構わないと思うようになったし、
私もそんな風に人を愛そうと心に決めたのだった。
今は大学時代とは違って、由香とは1年に1回会うかどうかで、1年に1回電話するかどうかだけど、
今日も、”さみしくなって電話した〜。”といったら、”どうしたの?”といつもの調子で言われて、
その”どうしたの?”を聞いたら大丈夫になったので、
ただ近いうちに会うことにして電話を切った。
そして今日、衝動的にもう一つ、内藤礼さんの作品に触れたくなった。
それで茂木さんと内藤さんの対談の本を買いにいった。
「なにもいえないときも、ただ美しいといえた」
なんか最近、私でも、ちゃんと仕事をみつけなきゃ、私の居場所を自分で作らなくちゃ、と焦っていて、
気心知れた相手じゃない人と話すときも、ちゃんと説明しなくちゃ、表現しなくちゃ、としていたんだけど、
それがオーバーになったり、空回りして噴火したりうまくバランスをみつけられないでいた。
そのままで、あるのに。
昔、暗闇の中、手探りで歩き回って、見つけたものがある。
そこに帰りたい。
脳ってすごいな。
ちゃんとバランスを取り戻す道を知っている。
Saturday 8 September 2007
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